–予約販売– 長野のしめかざり 2
すっかり秋めいてきましたね。
もうすぐ11月。今年もあと2か月ほどです。
年末年始しめかざりのご予約を受け付けております。
11/7(日)までは定価の5%引きとなりますので、この機会にぜひご利用ください。
そして、今回も引き続き、長野県のしめかざりをご紹介します。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0447-2-1024x681.jpg)
5. 一望千里(いちぼうせんり)
こちらはふたつの輪を眼鏡に見立て、
タッセルのようなふさふさが付いた、
リボン型のしめかざりです。
眼鏡のように掛けることで、「先の見通しが立つ」という
意味が込められています。
少し先のことすらもどうなるかわからないような
そんな世情の続く数年でしたが、
来年こそは霧が晴れて視界が開け、
良い方向に向かいますように。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0434-2-1024x681.jpg)
6. 叶結び(かのうむすび)
こちらは、今回ご紹介しているしめかざりの中でも
とくにご好評いただいている「叶結び」です。
水引やお守りなどでも使われる装飾結びの一つで、
願いが叶う、縁起の良い結び方ともいわれています。
小ぶりなサイズですので、
室内のお好きなところに飾って、
一年を通して楽しまれてはいかがでしょうか。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0478-2-1-1024x681.jpg)
7. 鳩(はと)
こちらは鳩の形に模したしめかざりです。
西洋と同様に、日本でも平和の象徴として
古くから神社などで大切にされてきた鳩。
私自身も、平和を願いつつ、
今こうして穏やかな暮らしが送れることに
感謝しながら飾りたいと思っています。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0484-2-1024x681.jpg)
正面から見ると、紙垂(しで)に隠れて見えにくいのですが
このように輪っかになった部分は
2本の綯い縄(ないなわ)がねじれて交差しながら
ひとつの輪を形づくっています。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0480-2-1024x681.jpg)
鳩の羽は、「モト」と言われる稲わらの根元を使用しています。
モトの反対側は「ウラ」といい、穂先のことをさします。
ウラは鳩の首と頭部分をかたどっています。
両側の羽を表すのに、2つのわら束を使うため
輪のところでねじらせているのです。
丁寧な作りで、じーっと眺めてしまいます。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0488-2-1024x681.jpg)
8. 百福(ひゃくふく)
丸い桟俵(さんだわら)が印象的なこちらの掛け飾り。
桟俵とは、俵の両側につける円形のわら蓋のことで、
こちらのかざりでは太陽を表しています。
左上に顔をのぞかせているような2つの輪は
地球と月に見立てたものです。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0493-2-1024x681.jpg)
そのまま飾るのもよいですが、
桟俵の部分に、ナンテンやセンリョウ、マンリョウなどの
赤い実を付けた植物を挿して
ポイントにするのも、また良さそうです。
実店舗の開店日には、店頭でもご覧いただけるように
サンプル品をご用意しております。
お気軽にスタッフにお声がけください。
次回は、東京のしめかざりについて紹介いたします。
イチカワ アヤ