–予約販売– 長野のしめかざり 1
冷たい雨の降るどんよりした天気の昨日とは打って変わって、
今日は澄んだ青空と暖かい日差しが心地よい、秋晴れの日でした。
それでも時折、肌に当たる冷たい風は
冬の季節がすぐそこまでやってきているようにも感じます。
さて、店頭とオンラインショップでは、年末年始に向けて
しめかざりのご予約販売を行っています。
10/24(日)まで定価の10%引きとなりますので、ぜひご利用ください。
そのうち、長野県産の稲わらを使い、
地元で製作されているしめかざりは全部で16種類。
こちらのコラムでは、それぞれを少しずつご紹介していきます。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0583-2-1024x681.jpg)
1. 三社(さんしゃ) 小・中・大 3サイズ
こちらは一文字に綯った(なった)「縄」に、
わらの束を下げた「サゲ」が付いたシンプルな形です。
弊店で東京のしめかざりとしてご紹介している
「ごぼうじめ」の応用ともいえる形です。
縄を雲、サゲを雨、サゲに付いた「紙垂(しで)」を雷に
見立てているとも言われます。
雷は稲の実る時期に多く発生することから、
稲妻が神聖視されたようです。
神棚用に。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0572-2-1024x681.jpg)
2. 「五社(ごしゃ)」 二尺・三尺 2サイズ
こちらもごぼうじめの発展型で、
サゲの束が5つ付いた豪華なタイプです。
縄の太さも三社より少し太めの作りです。
神棚のサイズに合わせ、「二尺」と「三尺」
2つの大きさがあります。
弊店でご紹介している長野製のしめかざりは、
「両じめ縄」をのぞき、紙垂や水引などの装飾品は
しめかざりに付けた状態でお届けします。
(東京のものは、しめかざりに同梱してあり、
ご自身でお取り付けいただく仕様となっています。)
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3. 「リース」 小・中・大・大大・特大 5サイズ
こちらはごぼうじめを輪のかたちにした
シンプルなリースです。
そのまま飾るのもいいと思いますし、
橙(だいだい)や裏白(うらじろ)、譲葉(ゆずりは)など
装飾品を用意して飾られるのもお勧めです。
ナンテンやセンリョウ、マンリョウなどの
赤い実をつける植物をあしらって、
クリスマスリースとして楽しむこともできます。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0349-1024x681.jpg)
クリスマスが過ぎたら装飾を変え、
お正月飾りへ。
シンプルがゆえに、アレンジを加えることで
いろいろなシーンに対応できます。
お正月が過ぎても、わら飾りとして
そのままお楽しみください。
表裏、どちらでも飾れるリースです。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/DSC_0381-3-1024x681.jpg)
4. 「円満」 小・中・大・特大 4サイズ
リース型のしめ縄に、たっぷりの稲穂が添えられています。
こちらのような稲穂アレンジタイプは、
長野製のひとつの特徴で、ご好評をいただいております。
稲わらは今夏に刈り取りをしたものを使用していますが、
稲穂は今年のものでは製作に間に合わないため、
去年のうちに採取し、乾燥させておいたものを使っています。
![](https://takekagoya.blog/common/uploads/円満-1024x681.jpg)
表と裏、どちらも丁寧な仕上がりです。
こちらを表側にして飾るのもよいと思います。
質のよい稲わらを贅沢に使った、
「豊かさ」をイメージするようなしめかざり。
この力強く、華やかで美しい作りをお楽しみください。
実店舗の開店日には、店頭でもご覧いただけるように
サンプル品をご用意しております。
お気軽にスタッフにお声がけください。
また次回以降のコラムでも、引き続き、ご紹介してまいります。
イチカワ アヤ