ダルハウゼンかご職人博物館 ― 2025年ドイツ出張記 Part 4
さて、たのしい宴から一夜明けました。
ハンスゲルトさんにうつくしく、快適な部屋をいただいたおかげで、ぐっすりと眠ることができました。

今回のPart4では、ダルハウゼンのかご職人博物館について、そして、ダルハウゼンという町の歴史について、
私が理解できた範囲でご紹介していきたいと思います。

ダルハウゼンは、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州に位置する
ベーヴァー川が流れる谷あいの村です。 このベーヴァー川があることで、柳の栽培や、舟運-しゅううん-による販売経路の拡大が発展しました。
ダルハウゼンでのかごづくりが産業として芽生え始めたのは、18世紀(1700年代)ごろと言われています。(日本でいえば、江戸時代中期から後期ごろ。) 元々は農業中心の村だったそうですが、食料流通が安定してきたり、医療と衛生が改良されていくと、人口が増えていきます。 
人口が増えても、農地は分割されていくため、農業だけでは、生計が成り立たなくなります。一部の人はアメリカへ移住し、多くは季節労働者として外へ出て行ったそう。 そして、農家の副業としてのかご作りが始まります。