オランダのエスメ・ホフマンさんの展示 ― ドイツ出張記 14

こんにちは。イチカワトモタケです。

今回のドイツ出張の旅では、もう一人素晴らしい作り手のかたに会うことができました。

今回リヒテンフェルスのお祭りの前夜祭の一つのイベントとして、
メインの広場とは別の特設会場で、その方のかごが展示され、セレモニーもあるとのことで、
ぜひ、見学したいと思い、会場へ向かいました。

そして今回、その旧城で展示されているかごを作られたのはこの方、
オランダのエスメ・ホフマンさんです。

展示のタイトルは「Die feine Art des Flechtens(繊細な編みの芸術)」

エスメさんはやなぎをつかった、細編みのかごを作る名手で、
彼女のこれまでの作品を一同に見ることができる貴重な機会ということで、私も楽しみにしていました。

そして、すでに私たちがお取り扱いをしているベルギーのジェニーさん、ジェフカさんの師匠にあたる方です。
お祭り期間中、この旧城でのエスメさんのかご展示開催にあたり、オープニングセレモニーが行われました。

旧城の大きな一部屋は古い建築の跡を残しながらも、
プロジェクターや少し上がったステージにピアノが置いてあるなど、ホールのようにつかえるようになっていました。

緑の服を着ていらっしゃるのがエスメさんです。

セレモニーが終わったら、会場にいた参加者は展示会場に案内され、
エスメさんの作品を各々がじっくりと鑑賞していました。
写真左奥には帽子をかぶった、ジェフカさんもいらっしゃいます。
師匠の作品の展示を改めて、楽しまれているようでした。

その時間はたくさんの人がいましたので、私は会期中改めてゆっくりと拝見することにしました。

さて、それでは、改めて、エスメさんの作品をご紹介してまいります。
すべてではありませんが、ぜひ、エスメさんの作品の一端をお楽しみいただけたらと思います。

こちらは、リヒテンフェルスで、たまたまお会いできたときの一枚。
左からエスメさんの旦那様、エスメさん、ジェフカさん、ジェニーさんです。

私は、エスメさんのお名前はずいぶん前から存じ上げていましたし、
ジェニーさん、ジェフカさんからエスメさんが師匠だというお話も聞いていたので、
このメンバーが一緒にいらっしゃることには一人感激し、思わずお願いをして、写真を撮らせていただきました。

今回のリヒテンフェルスでは、エスメさんとゆっくりお話をするタイミングがなかったのですが、
いつかゆっくりとお話しして、みなさまにかごをご紹介できたらなあ、と思っております。

今回、弊店で開催した
“ひとつのテーブル” 特集展
ドイツで出会った、ヨーロッパのかごたち

エスメさんのかごのご紹介は今回かないませんでしたが、
弊店でも取り扱いがあり、また、2025年のリヒテンフェルスのかご祭りに参加していらした
ジェニーさん、ジェフカさん親子のかごはご用意しています。

今回、特集展のためにそのお二人が届けてくださったかごをご紹介します。
各商品ページへのリンクもつけています。

ジェニーさんとジェフカさん親子はユニットとして、
「デ・ラテラール(オランダ語で音を鳴らすものの意)」という屋号で、活動されています。

ジェフカさんは、エスメさんの細編み技術を習い、
また、それを得意とし、数々の細編みかごを現在も制作されています。

一方、ユニットとしてつくられるかごは
ヨーロッパ各地の伝統的なやなぎのかごのかたちや、
お客さまからのオーダーメイドに至るまで、実に多彩です。

ジェニーさんがおっしゃった「ゆりかごから棺桶まで」という言葉のとおり、
たくさんのリクエストに応じてかごを作られています。

弊店の店頭、そして、オンラインショップで、
どうぞ彼らのかごをお楽しみください。

ドイツの出張記、いよいよ次回が最終回となります。

イチカワトモタケ

ベルギーのジェニーさん、ジェフカさん親子との出会いはこちらのジャーナルからどうぞ。

出逢い / ベルギーより・ジェニー、ジェフカさん (前編)

宝石のようなかご/ベルギーよりジェニー・ジェフカさん(後編)